土地探しでは地盤や地質を必ず確認しておこう!

土地探しでは地盤や地質を必ず確認しておこう!

家造りを始める前に土地探しを行わなければなりませんが、不同沈下や液状化などが起こる恐れのある場所では、安全な家を建てることができません。
そこで、家を建てる前に土地の調査が必要になりますが、調査方法で一般的なのが「スウェーデン式サウンディング試験」(SS試験)です。
ドリル状のスクリューを回転させながら土地にねじこみ、その感触や回転数で地質を調べます。
この方法で土質を見極めることができ、粘性土の場合は換算N値が3以下、砂質土の場合は換算N値が5以下なら地盤が弱いということになります。
このN値という数値は、土の硬さや締り具合を示す単位のことで、この数値が大きくなるほど地層が硬いということです。
その他に、盛土された敷地は1970年以前に宅地造成された土地に多く見られ、地下水がたまり土地が滑りやすい恐れがあるため、注意が必要です。
土地探しの際には、始めに地盤や地質をしっかりと確認するようにしましょう。

土地探しの際には日当たりが良いかを確認しましょう

夢のマイホームを持てるのはうれしいもので、家族で何度も「どんな家にしようか?」とよく話し合うに違いありません。
快適な家になるかどうかを左右するのは、家の規模や間取りや内装だけではありません。
土地探しがとても重要といえます。
土地探しで気をつけるべき点は、日当たりが良いかどうかです。
太陽がよく当たる家は、家全体が明るいですし温かいので光熱費の節約にもなります。
逆に日が当たらないと、冬日は凍り付くほど寒いうえに、湿気がこもってしまいますので押し入れやクローゼットや浴室にカビが発生してしまう場合があります。
しかし日当たりが良い土地と思って選んでも、周りにたくさん家が建ってしまった、というケースもめずらしくありませんので、今後周りに家がどの程度たつかを確認することは大切なことです。
日がよく当たるかどうかに加えて、安全な地域であるかどうかもあらかじめ調べておくなら安心して生活することができるでしょう。

著者:亀井敬一郎

筆者プロフィール

愛知県高浜市生まれ。
地元に数多くの土地を所有。
これから家を建てる人に向け、土地探しのコツを記事にまとめました。